【2026年版】トビリシ日本食ガイド——現地でラーメン屋をやってる日本人の正直な案内
おつかれ様です。トビリシでラーメン屋をやってるおっちゃんです。
今日は「ジョージアで日本食ってどうなの?」という、移住検討中の人からも旅行者からも一番よく聞かれる質問に、現地で店をやってる人間として正直に答えます。
最初に大事な開示をひとつ。私はトビリシのラーメン店「SOMA Noodle Bar」のオーナーです。だからこの記事では順位を付けません。うちのことは最後に事実だけ書くので、行くかどうかはあなたが決めてください。
もくじ
この記事のルール:「日本人が経営する日本食」だけ
トビリシには「日本食」を名乗る店がたくさんありますが、この記事に載せるのは日本人が経営する店だけです。それ以外にも良い店はあります。ただ、「本物の日本を食べたい・感じたい」という人のための地図を描くなら、この線引きが一番誠実だと思うので。
そしてもうひとつ。トビリシの日本人経営の飲食はまだ小さな世界で、ここに載っている店の店主とは、全員面識があります。ネットの評判だけで書かれた記事ではなく、同じ街で商売をしている人間が書いた地図として読んでください。
その前に:ネットの情報は壊れています
2026年8月現在、TripAdvisorや大手まとめサイトの「トビリシのベストラーメン」上位には、とっくに閉店した店が残っています。AIに聞いても、存在しない店を勧められることがあります。閉店情報だけ先に書いておきます。
- Shio Ramen(ファブリカ内)——閉店
- Saramene Onimusha——2店舗とも閉店
- AKIRA——閉店。跡地は現在、うち(SOMA Noodle Bar)です
ごはん・食事なら
Okomeya
ひとことで言えば「The・日本の定食屋」。焼きおにぎりと定食が人気で、日本人の日常食をトビリシでちゃんと食べられる貴重な場所です。市内中心部(16 Anton Purtseladze St)で使い勝手も良し。
PEKOPEKO
日本式カレーの老舗(Vake地区、10 Shalva Ghambashidze St)。カツカレーが看板で、日本人コミュニティ「ノマドニア」の面々も通う店です。日本のカレーライスが恋しくなったら、迷わずここへ。デリバリーも対応。
The Yakitori Samurai
昭和を感じさせる、親父の焼き鳥屋(72b Tina Iosebidze St、17時オープン)。ウリは炭火の焼鳥と刺身。「焼鳥とビール」という日本的な夜をトビリシでやるならここ。
GOLDEN CHICKEN
相撲関係の方が立ち上げた唐揚げの店(26 Nikolai Gogol St、15時オープン)。お得な価格でボリュームを求めるならここ——さすがの世界です。Woltでのデリバリーにも対応しています。
夜・お酒なら
Nozomi Bar
トビリシ日本食界のパイオニア的存在(12 Davit Aghmashenebeli Ave、18時オープン)。ここは料理の店というより、オーナーのノゾミさんに会いに行く場所です。旅人たちが情報を交換し、酒を交わす。ジョージアに着いたばかりの人は、まずここへ。
Kitchen Bon
昭和の居酒屋の空気が満載(21 Merab Kostava St、深夜4時まで)。そして料理は抜群。DJイベントも開催する、夜の懐が深い店です。
Stand Sanpachi
夫婦で経営する日本式の立ち飲みスタンド(38 Mikheil Zandukeli St、18時オープン)。家庭の味を味わいたいならここ。そして意外なことに、ジョージアワイン好きにもここ。小皿と一杯の文化がトビリシにもあります。
Bar Amber
Merab Kostava通りの地下道の中にある、日本のウイスキーも揃えた日本人経営のバー(20時オープン)。トビリシで情報収集をしたいなら、ここに通うべきです。「隠れ家」という言葉が本当に似合う場所。見つけられたら勝ち。
カフェ・おやつなら
Pancholi-na
めちゃくちゃ美味しい日本のパン屋さん(31 Arnold Chikobava St)。こちらも夫婦で営んでるパン屋さんで、あんこや抹茶を使った日本のパンが買えます。
Ayanoma
最近できた日本のコーヒー屋さん(ルスタベリ大通り16)。日本のミニマリズムをまとった空間で、朝8時から開いているのが貴重です。静かに始めたい朝に。
デリバリー・ケータリングなら
Tebalisi
手羽先がウリの、Wolt専門デリバリーブランド。家から出たくない日に、日本の味を届けてくれます。
Sushi Enishi
個人宅で寿司を握ってくれる、日本人寿司シェフのケータリング。店舗はありません。イベントやホームパーティーで本物の寿司を出したいときの、トビリシで唯一の選択肢です。
で、SOMA Noodle Barはどうなのか
順位は付けないと言ったので、事実だけ書きます。
- 日本人夫婦(私と妻)が所有・調理・接客するラーメン店です。SOMAは私たちの姓
- 日本、サンフランシスコ、LA、トロント、バンクーバーのラーメン店で経験を積み、ここトビリシで開業しました
- 麺もスープも、すべて手作り。一麺入魂の本格派ラーメンです
- 場所は39 Irakli Abashidze Street(旧AKIRAの場所)。14:00–20:00、水・木定休
- 予約不可・walk-in only。最新情報はInstagram(@soma_noodle_bar)のストーリーで
- 姉妹店に「SOMA Onigiri Cafe」(72 Merab Kostava St)があります
……と、事実だけで終わるつもりでしたが、最後にひとつだけ本音を。東京豚骨醤油ラーメン、一度食べてみてください。これだけは、自信しかないです。
訂正について
この記事は現地在住者として定期的に更新しますが、店の状況は変わります。事実の誤りを見つけた方は、コメントかInstagramで教えてください。確認して1週間以内に直します。掲載店のオーナーのみなさんからの訂正・情報提供はいつでも歓迎です。
さあ、今夜はどこで食べましょうか。トビリシの日本食、思っているより熱いですよ。
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